社会人向け 大学留学の基本

社会人向け 大学留学の基本

先に書いたように、アメリカの大学院は「社会人が勉強する場所」という性質があります。
2007年−2008年のデータでは、87.1%の学生が働きながら大学院に通っているようです
(参考: 大学院生のプロファイル http://www.fulbright.jp/study/abc/index.html)。 

 

しかし、日本から大学院に留学を希望する社会人も多いかと思いますが、
なかなか「よし行こう!」とは決断しにくいものです。
お金の問題、仕事の問題、家族の問題などなど、
年齢的にも、好き勝手ばかりをしている時期ではなくなってくるので、当然と言えば当然です。

 

こうなると、「大学院は大変そうだから、まず大学に入ろう」と考える人いませんか?
これ、要注意です。

 

大学を卒業して社会人になった人は、
アメリカの大学には入学できない可能性があるからです。

 

どういうことか?まずは、社会人の大学留学の基本を整理しましょう。

 

【大学を卒業したら、次は大学院】

 

アメリカ社会は、何かと合理化を好むのは有名ですよね。
大学院への進学もこの合理性が幅を効かせます。

 

つまり、大学を卒業して社会人になった人が再び大学生に戻り難いのは、
「合理的に考えて、大学の次は大学院で勉強でしょ。なんで、また大学に戻るの?」と、
ただそれだけの理由で却下されやすいからです。

 

「日本人なんで、大学院は敷居が高いかと思って。
まずは大学に入り直して様子見たいなぁ、なんて思ってます」と言ったところで、
聞いてはくれないでしょう。
むしろ、「じゃ、来なくていいよ」となりかねません。

 

しかし、これを逆手に取ることはできます。
要は合理的な理由、言い換えれば尤もらしい理由があれば、
大学へのリターン入学も可能になるわけです。

 

【社会人がアメリカの大学に入学する理由】

 

以下のようなケースであれば、大学を卒業した人でも、
リターン入学できる可能性が広がります。

 

1. 日本で大学を卒業していない

 

日本で大学に行かなかった人、または中退した人は、
アメリカの大学に再入学の理由が付けられます。

 

2. 日本での専攻科目とは違う科目を勉強したい

 

例えば、日本の大学で理工学部だった人が、
「一から経営学を学びたい」となれば、入学理由の合理性が付きます。
早い話し、「日本の大学で学べなかったことを、アメリカの大学でやり直したい」
という合理性を通すことができれば、大学院の前に大学留学も可能なわけです。

 

しかし、日本での専攻科目と似たような分野で、
「もう一度大学へ」というのは、NGの可能性が大です。
そもそも、“ちょっと小手調べ”的な留学なら、やらない方がいいでしょう。
日本での生活を投げ打ってまでする価値はありません。

 

大学院留学に尻込みすることなく、
さらにレベルアップのいいチャンスと捉えて果敢にチャレンジすることをおすすめします。